こんにちは。潜在意識書き換え師:高井研次郎です。
結構質問をいただいている内容に「潜在意識と脳科学の関係」があります。
やっぱり潜在意識と言っても胡散臭い感じがするので、脳科学などの科学的根拠があるのか知りたいのでしょうね。笑
結論から言うと、潜在意識は脳科学に密接に関係しています。
なぜなら、体の五感で受け取った情報を脳で処理し、その結果潜在意識が生まれるからです。
今回は脳科学特集として、
- 脳科学で理解する潜在意識と顕在意識
- 引き寄せと潜在意識を脳科学する
- 潜在意識の働きを使って引き寄せ成功に向かうためには
について、徹底的に解説していきますね☆
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潜在意識を脳科学で徹底解明
脳科学者によると、私たち人間は1日に約8万回の選択を行っていることが分かっています。
そのうち自分が意識(顕在意識)して選択しているものはせいぜい数百回です。
残りの約7万回以上は無意識(潜在意識)に選択しているのです。
つまり私たちの日々の行動の大半は無意識に行われる潜在意識によって決まっていると言えるのです。
潜在意識とは過去の体験を通して心に残った無意識の領域のことです。
心に傷として残ったトラウマのようなもの、と言えばイメージしやすいのではないでしょうか。
潜在意識と顕在意識について脳科学で解明してみると以下のようになります。
よく例えられるのが、氷山の海面より上に出ている部分が顕在意識、海に潜っている大きな部分が潜在意識というように言われます。
つまり、無意識の領域である「潜在意識」は、意識できる領域の「顕在意識」よりも大きな割合を占めるんですね。
その潜在意識について脳科学的に紐解くことで、より意識して潜在意識を書き換えることができると言えるのです。
脳科学で理解する潜在意識と顕在意識
さて潜在意識は自身が過去に体験した出来事を元に構成されており、心の奥底に存在します。
もちろん自分で意識することはできません。
(反対に自分で意識できるのは顕在意識です。)
その潜在意識や顕在意識は、脳が「視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚」の五感を通じて受け取った情報を元に構成されています。
一方で、脳は身体を通じてしか情報を得ることが出来ません。
脳にはセンサーが無いからです。
したがって脳は自分の身体の感覚から情報を得ていますが、自分の身体の動きも情報の一つであり、例えばホラー映画を笑顔で観たら怖さが半減するといわれています。
これは、脳がスクリーンに映った映像や音と同時に、笑っている自分も情報としてインプットするのです。
すると、潜在意識は「笑っている自分=余裕がある=大丈夫」という図式を作るので、脳の中で恐怖感が半減するのです。
このように潜在意識は脳が受け取った情報により無意識に左右されるので、お互いに密接に関係しているといえます。
もしあなたが無意識のうちにネガティブな感情が出やすいのなら、脳に笑っている情報をあえてインプットすることで
「笑っている自分=余裕がある=大丈夫」
という図式を潜在意識に作らせることができます。
潜在意識を書き換えるほどの効果はありませんが、無意識にネガティブになってしまうという感情を減らす効果があるのです。
面接などの前にガチガチに緊張しているときに、大きく深呼吸して心を無にすると少し落ち着くのも一緒です。
「心を無にする」という情報を脳にインプットすることで、
「心が無になる=緊張していない=落ち着く」という図式を潜在意識に作らせることで無意識に緊張を落ち着かせているのです。
ぜひ脳に意識的に今ある感情の逆に情報(笑顔、深呼吸など)をインプットして潜在意識を操ってみてみてくださいね♪
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引き寄せと潜在意識を脳科学する
さて、潜在意識に興味があるほとんどの人が気にしている引き寄せの法則と潜在意識の関係についても脳科学で紐解いてみます。
そもそも引き寄せの法則とは、
「自分自身が考えること、望むこと、想像することを引き寄せる」
というもの。
「脳科学で理解する潜在意識と顕在意識」の項目で「人間は選択を1日に約8万回していますが、自分で意識して決めているのは数百回で残りの約7万回以上は無意識の潜在意識で決めている」ということお話ししました。
この潜在意識を「自分自身が”望むこと”に書き換えてやれば、常に”望むこと”を行う状況になり、”望むこと”が手に入る」というのが引き寄せの法則の極意と言われています。
ですが、人間は「ホメオスタシス」という恒常性維持機能が働き心を一定に保とうとします。
つまり、無意識のうちに「成功」「変化」よりも「安定」「失敗したくない」「変化したくない」という居心地のいい「現在の自分」に戻ってきてしまいます。
だから、成功に向けて引き寄せの法則を使っても
「チャレンジしても失敗するかもしれない」
「失敗して傷つくよりも、今のままでいいんじゃない。そこそこ幸せだし。」
というネガティブな感情が潜在意識として無意識に働きます。
「脳科学で理解する潜在意識と顕在意識」でお伝えしたとおり、脳のインプットを意識的に変えることで、このネガティブな潜在意識を変えることができます。
そのためには、潜在意識にプラスの感情をインプットしてやるのです。
何かにチャレンジする際には意識的に「笑顔」を作って脳にインプットすることで、失敗を恐れている潜在意識を「大丈夫」という感情に変化させてやる。
これで、こうすることで、ネガティブな感情の潜在意識を成功する方向へ働かせてやることが少なからずできるのです。
潜在意識の働きを使って引き寄せ成功に向かうためには
脳科学と潜在意識についてお話ししてきました。
この潜在意識の働きを使って引き寄せ成功に向かうために、ご存知の方もいるかもしれまんせが潜在意識の働きを再確認してみましょう。
潜在意識の働きは大きく3つあります。
- セルフイメージ:自分はどんな人間なのかを心に植え付ける。
- ホメオスタシス:恒常性維持機能。心を一定に保つ働きをする。
- スコトーマ:日常的な認知負荷を軽くするために、見えているけど見えないようにする働き。
細かいことは置いておいて、、、この潜在意識の働きにより、私たちは頭と心の向きにズレが生じてしまいます。
決意して何かをしようとしても、3日ぐらいだけしてやらなくなる。。。
みなさんも経験がありますよね?私ももちろん経験がありますw
ここで特に重要なのは「セルフイメージ」です。
セルフイメージとは、自分自身に対してどんなイメージを持っているか?のことです。
- 太っているのが自分
- 出来ないのが自分
- 成功しないのが自分
- 貧乏なのが自分
などなど、過去の経験・体験をもとにセルフイメージを作っています。
太っている人が「痩せよう」とダイエットを頑張ってみても、結局1カ月後には止めてしまうのは「太っているのが自分」というセルフイメージを持っているからなのです。
セルフイメージの範囲外のことをやると無意識に居心地が悪くなり、自分の範囲内(セルフイメージ)に戻ってきてしまいます。
「三日坊主」という言葉は、この心理現象を言い表した言葉なんですね。
引き寄せ成功のためにはセルフイメージを書き換える
お気づきの人がいるかもしれませんが、引き寄せを成功させるためには「セルフイメージを書き換える」ことが重要になってきます。
例えば、俳優の木村拓哉さんは誰が見ても輝いていますし、かっこいいですよね。
木村拓哉さんがどんなセルフイメージを持っているかというと
- 輝いているのが自分
- スタイルがいいのが自分
- やり遂げるのが自分
というようなセルフイメージを持っているのです。
だから木村拓哉さん自身は、自分らしい行動をとっているだけで輝いている自分になれるのです。
一方で、そうじゃない人から見ると
- 毎日ジムに行ってスゴイ!
- 頑張っていてスゴイ!
- やり遂げていてスゴイ!
のようにとても努力しているように見えるのですが、木村拓哉さん本人からすると
- ただ私らしく生きているだけ。
と、普通の人が想像しているような血のにじむような努力で頑張っているわけではないのです。
(ちなみに、セルフイメージ通りの自分を維持するのは「ホメオスタシス」といいます)
以上のことから、セルフイメージを書き換えることがとても重要だということがお分かりいただけたと思います。
セルフイメージを書き換えることで自分の行動が変わり、そこで初めて引き寄せの成功に向かって頑張ることができるのです。
セルフイメージの書き換え方については、以下の記事を参考にしてくださいね☆
まとめ
今回は潜在意識の書き換えについて、
- 脳科学で理解する潜在意識と顕在意識
- 引き寄せと潜在意識を脳科学する
- 潜在意識の働きを使って引き寄せ成功に向かうためには
についてお伝えしました。
顕在意識で意識的に脳に情報をインプットすることで潜在意識を操ることができます。
また、潜在意識にプラスの感情をインプットしてやることでネガティブな感情が少なくなり、引き寄せが成功する確率が高くなります。
その一方で、潜在意識の働きの一つであるセルフイメージを書き換えることも引き寄せの成功に必要な要素であるということができます。
潜在意識は無意識の領域なので自分では気が付きませんが、日常の行動すべてが潜在意識の影響を受けています。
今の現実が、自分の想像していた理想になっていなかったら、ぜひ私の記事を参考にして潜在意識を見直してみてくださいね☆
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